[パフォーマンス] タブ

オプションの定義

パフォーマンスを改善するには、スキャンの遅延とシステム使用率のオプションを指定します。

オプション 定義
スキャンの遅延オプション スキャンの遅延オプションを選択します。
  • 電源に電池を使用しているときにスキャンを遅らせる - システムが使用中であり、電源に電池を使用しているときに、スキャンを遅らせます。
  • プレゼンテーション中にスキャンを遅らせる - システムがプレゼンテーション モードのときに、スキャンを遅らせます。
  • ユーザにスケジュール スキャンの遅延を許可 - ユーザがスケジュール スキャンを遅らせることができるようにします。
  • 遅延時間 - スキャンを遅らせる時間の長さを指定します。1~24 時間を選択します。また、スキャンを永続的に遅らせるには 0 を選択します。

詳細については、「スキャンの遅延の機能」を参照してください。

システムの使用率 ePolicy Orchestrator でリストを使用するか、VirusScan コンソール でスライダを使用して、スキャンに適用するシステム使用率のスケジュールを設定します。個々のスキャン タスクは、他のタスクのシステム使用率の制限レベルに関係なく独立して実行されます。次の段階を選択できます。
  • 標準以下ePolicy Orchestrator のデフォルト
  • 標準VirusScan Enterprise 8.8 のデフォルト
Artemis(不審なファイルのヒューリスティック ネットワーク チェック)
検出したサンプルがマルウェアかどうかを決定するときに使用する感度レベルを設定します。[無効] 以外のすべてのレベルでは、マルウェアであるかどうかを判別するためにサンプルのフィンガープリント(ハッシュ)が McAfee ラボに送信されます。ユーザにとっての利点は、McAfee ラボがアップデートを公開すると同時に検出内容を利用でき、次の DAT リリースまで待つ必要がないことです。選択する感度レベルが高いほど、マルウェアの検出数は多くなります。ただし、検出数が増えると、誤検知の数も増える可能性があります。以下の感度レベルから選択してください。
  • 無効 - マルウェアかどうかを判別するために、フィンガープリントもデータも McAfee ラボに送信されません。

  • 非常に低 - 誤検知の検出とリスクは、通常の DAT の場合と同じです。McAfee ラボが次の DAT アップデートを待つ代わりに検出内容を公開すると、その検出内容を VirusScan Enterprise で使用できます。

  • - このレベルは、[非常に低] と [] の間と定義されています。

  • - このレベルを使用するのは、マルウェアに感染する通常のリスクが、誤検知のリスクよりも大きい場合です。McAfee ラボ独自のヒューリスティック チェックによって、マルウェアの可能性が高いものが検出されます。ただし、一般的ではないファイルについて検出する場合、誤検知という結果になる危険性もあります。McAfee ラボでは、この設定を使用した検出内容によって、一般に普及しているアプリケーションやオペレーティング システム ファイルについて、誤検知が発生しないようにチェックしています。

  • - このレベルは、[] と [非常に高] の間と定義されています。

  • 非常に高 - このレベルを使用するのは、電子メールと、プログラムやオペレーティング システムの実行をサポートしていないボリュームとディレクトリのみにすることをお勧めします。このレベルで検出されるものはマルウェアと推定されますが、誤検知ではないと確定できるほど完全にはテストされていません。