アップデート タスクとその機能

最新の DAT ファイル、スキャン エンジン、サービス パック、およびパッチを取得するには、アップデート タスクを使用します。

VirusScan Enterprise に含まれているデフォルトのアップデート タスクは、毎日午後 5:00 に実行され、1 時間のランダム化が指定されています。必要に応じて追加のアップデート タスクを作成できます。

アップデート タスクの動作

アップデート タスクを実行すると次の動作が発生します。


アップデート タスクの中断

アップデート タスクが実行中に中断されると、次の処理が行われます。


EXTRA.DAT を使用したアップデート

EXTRA.DAT ファイルは、緊急時の一時的な手段として使用できます。EXTRA.DAT は、各アップデートのリポジトリからダウンロードされます。これにより、EXTRA.DAT を編集し、パッケージとして再度チェック インした場合に、すべての VirusScan Enterprise クライアントでアップデートされた同一の EXTRA.DAT パッケージをダウンロードして使用することができます。たとえば、同じ怪しいプログラムの検出機能を改良したり、他の新種の怪しいプログラムに対する検出機能を追加したりすることができます。VirusScan Enterprise で使用できるのは、単一の EXTRA.DAT ファイルのみです。

ヒント: EXTRA.DAT ファイルが不要になったら、マスタ リポジトリから削除して複製タスクを実行してください。これにより、すべての分散リポジトリ サイトからファイルが削除されるため、アップデート時に VirusScan Enterprise クライアントが EXTRA.DAT ファイルをダウンロードするのを防ぎます。デフォルトでは、毎日の DAT ファイルに新しい検出定義が追加されると、EXTRA.DAT にある新しい不審なプログラムを検出しても無視されます。